よく個人投資家の人から法人化する!という話をきいたことがないでしょうか?
専業トレーダーは法人口座をほどんどもっているという話も聞きます。
ネットでもよく見ます。法人化するとはどういうことなのか?
個人投資家が法人化してメリットはあるのだろうか?を調べます。
個人投資家が法人化する
法人化するというのはそのまま「会社」にしてしまうということです。
法人化して会社として投資を行うということですね。法人化というのは正直簡単になれるようです。
会社は1円からでも設立できると言われています。
株式会社として会社とを登記する場合は以下の費用がかかります。
・登録免許税:150,000円
・定款:50,000円
・定款に貼る印紙代:40,000円
・法人印鑑:20,000円
・定款謄本代:25,000円
と概算ですが250,000円~300,000円ほどかかるようです。
これで法人には誰でもなれます。
法人化するメリット
ではなぜ個人投資家が法人化するのでしょうか?
まず一つ考えられるのは「節税」ですね。
法人設立により個人、法人を上手に使うことができれば税務上メリットが大きいようです。
個人では費用化できない分野も、法人であれば費用化可能の場合もあります。
例えば、株式投資では損失が出ている状態で、他FXで利益が出ている状態だとすると
個人投資家の場合は損益を合算できず、FXで得た利益分所得が増えます。
そこで個人投資家が法人化して法人名義で投資をすると損益が可能になります。
※FXだけではなく、不動産投資なども同じです。
様々な投資をしているが、結果あまり利益が出てないときなど節税できるかもしれません。
また収益の額によっては社会保険額、税金を減らすことができます。
個人投資家が申告分離課税で投資をする場合は、所得税が約20%がかかります。
資本金1億円以下の法人にかかる法人税は年間所得800万円以下の部分については15%の法人税と
なっておりますので、役員報酬と法人所得が小さければ所得税+社会保険料の額を小さくできます。
諸経費も費用計上できるというのも大きいです。
書籍、電話代、交通費、新聞代、などを経費に計上できます。
投資において本や新聞などは必要です。こういったものを経費として計上できます。
とここでは、個人投資家が法人化するメリットしか記載をしておりませんが
法人化するにはやはりメリットがあるからしているようです。
20代投資家、投資初心者の方
参考にしてください。