株の鉄則として「安く買って高く売る」があります。
なので割安な優良銘柄に投資を行うようになります。
割安株を購入すれば株価が上がっていくだろうと考えます。
ですがこの割安・割高をどう見極めればいいのかが正直わからないという人も多いでしょう。
ここでは様々な投資家の割安・割高の見つけ方をご紹介!
企業の「ものさし」を知る
株価はその企業の価値をそのまんま反映しているわけではありません。
なので、「現在の株価は過去と比べて割安か」「他の銘柄と比べて割安か」を判断するために、
株価指標が用いられます。特に投資の世界でよく聞くキーワードでもある、「PER(株価収益率)」と「PBR(株価純資産倍率)」。こちらを使って判断をします。
「PER」-株価の収益率ー
PERは、「1株あたりの利益に対して実際の株価が何倍か」というものを見れます。
例えば、A社の株価が500円で、一株当たり利益が50円ならば、A社のPERは10倍となります。
だいたい一般的にPERが高いほどその株価は割高、PERが低いほどその株価は割安と判断されます。
ですが、どの程度のPERが適当なのか、その絶対的な基準はないのです。ここが判断に難しいところです なので比較するとして「市場全体のPER」「業種の平均PER」「過去のPER」を見ながら比較検討して割高・割安を判断します。
「PBR」-株価の下値-
PBRは、「株式の時価総額(市場価値)が会社の純資産の何倍か」というものを見れます。
計算式は、「株価÷1株当たりの純資産」になります。
例えば、A社の株価が500円、一株あたり純資産が400円だとすると、PBRは1.25倍となります。
だいたい一般的にPBRが高いほど割高、PBRが低いほど割安、と判断されます。
目安として「1倍」は会社の解散価値。株価の下値の目安と考えられています。
下値を推定するのこの指標をみると良いと考えれています。
ちょっと難しいですが、慣れてくるとわかるようになります。
割安株は、「バリュー投資」とも言われています。
考え方は「市場の平均値と比べて割安と判断される銘柄」「過去の株価水準からみて現在の水準が割安」だと判断できるものです。
20代投資家、投資初心者の方
参考にしてください。