日本で最初の「お札」
私たちが何気なく使用をしている千円札や一万円札といった「お金」。
コインではなく特に紙幣の方は
いったいこの日本で最初の「お札」はいつ作られたのでしょうか?
気になったので調べました!!
紙切れでできたお金に価値
“紙切れでできたお金”であるお札の価値がみんなにに認められで、
普及しはじめるのはなんと江戸時代と言われています。
それまでは硬貨が中心(金貨や銀貨など)でした。
特に金属のお金は、同じ形のものを何枚も作りやすいというところと、
持ち運びも便利!ということから信頼されやすかったようです。
金や銀などは“貴金属”としての価値もあるので、人々から信頼されやすかったのです。
しかし時代が経過するにつれて、人口も増加して、モノの売り買いが増えます。
すると硬貨を作る金属が足りなくなってきてしまいます。
そこでどうにかしなければならない!と考え、たどり着いたのが原材料が安く大量に作れる
紙で作るお金=紙幣になったようです。
金属に比べて圧倒的にコストがかからないようです。
本格的なお札は、江戸時代に各藩が発行していた「藩札」が最初らしいです。
藩札というのは、自分の領土内だけで使えるお金として発行する藩独自の地域通貨です。
明治時代に入るとお札には、政府が発行した「政府紙幣」というものや、
各地に設立された国立銀行が発行した「国立銀行紙幣」というものがあったようです。
当時は紙幣といえど十分には定着していなかったようです。
また1880年代には発行をしすぎて物価の価格が上昇しすぎる失敗もしています。
今の日本のように「日本銀行券」として正式なお札として発行開始したのは
1885年です。今から130年ほど前ですね。
案外日が経っていないんですね。
ちなみに初めて発行されたのは「拾円券(10円券)」です。
昔の10円でも今と違った価値があるのがまた面白いところですよね。
これも昔の人が知恵を絞って考え抜いた結果今のように当たり前のように
便利に使えているわけですね。
昔の人はやっぱりすごい!
20代投資家、投資初心者の方
参考にしてください。
それでは