株式投資格言「麦わら帽子は冬に買え」
株式投資においていろいろな格言があります。
その格言から株式投資について学びましょう。
今回は株式投資格言 「麦わら帽子は冬に買え」という格言。
麦わら帽子は冬に買えとは、有名な株式投資の格言です。
株は安い時に購入し高い時に売れば儲かります。
これが基本的な姿勢です。
麦わら帽子は冬になると需要がほとんどないので価格が安くなります。
麦わら帽子でなくてもオフシーズンの商品はバーゲンによって安く購入できますね。
同じ商品でもオンシーズンに買おうと思えば自然と高い価格になります。
そこを逆手に考え、冬の内に買い溜めて、需要が増えて価格が上がる夏に売れば、
大きく利益を上げる事ができるということ。
他の言葉ではシーズンストックとも呼びます。
季節要因によって業績に大きな影響を受ける銘柄を先回りして購入しておくということです。
例えばビールメーカーや飲料水メーカーの銘柄では、夏前の5月頃にだいたい勢力図が出揃ってくるので
冬から春にかけて株価が上昇し、主戦場の夏以降は下がる事が多い傾向があります。
なので夏に買いたくなる水物銘柄は、皆の頭に浮かばない寒い冬に先回りして購入し
仕込んでおけば、安く買えて、高く売るということが期待できます。
※一般的にこの考えは浸透してしまっていますが…。
もうちょっと広く考えれば
他の投資家が目をつけていない、むしろ景気の良くない銘柄に張るという事です。
株式投資の世界は、後々の好材料を予測して誰もが目をつけていない安い時に購入し仕込んでいて、
材料が出て高騰した時に売れば大きく儲けることが出来きるので、
他人が欲しくないときに買い、他人が買いたくなったときに売れるようにしろと。
それを集約した格言が「麦わら帽子は冬に買え」という格言です。